吃音症と潜在意識 [心 一般]
吃音症は潜在意識が主原因、もしくは悪化させる要因です。この事を理解していないと、効果の無い治療法を続けるばかりか、さらに症状を酷くすることにもなりかねません。
潜在意識に「どもるイメージ」が焼きついてしまうと、人と話す度にどもってしまいます。潜在意識にあるイメージは現実化するので、吃音などのネガティブイメージは注意が必要です。極端な話、思い浮かべただけでも駄目なのです。
その理由は潜在意識の性質にあります。潜在意識は論理的な判断ができません。イメージをそのまま認識するだけなのです。「私はどもらない」という文は、どもるイメージを否定することで、言葉をスラスラ喋れるという意味になりますが、潜在意識においては、この「否定する」ということができないのです。それで、どもるイメージが現実になってしまうわけです。
潜在意識は、なかなかやっかいですね。このあたりの詳しい事は、
「MRM吃音(どもり)克服法」で詳しく説明されています。
結論を言えば、「どもるイメージ」を打ち消すのではなく、忘れることが重要なのです。