潜在意識は答えてくれる [心 一般]
悩みを解消したいとか、夢を実現したいなど、現在自分が置かれている状況を大きく変えたいときには、潜在意識をうまく活用することが大事です。それが、早く確実に状況を変えるうえで1番重要なポイントなのです。
潜在意識は、質問を投げかけると答えてくれます。すぐにではないかもしれないけれど、意識していなくても答えを探し続け、いずれ答えてくれます。何かほかの事をしている時にも、問題解決プログラムが無意識の世界で働いているわけです。
ただし、質問の投げかけ方が悪いと、思ったような答えが得られないこともあります。具体的でない質問は、その代表例でしょう。あいまいな質問に対しては、実効性のある具体的な答えは期待できません。
例えば「健康になりたい。その方法は?」ではあいまいすぎます。でも、「降圧剤なしに血圧を130以下に下げる方法は?」であれば具体的ですね。潜在意識を活用するときは、極力具体的な目標イメージを持つようにしましょう。
やってはいけないと思うとやりたくなる [心 一般]
「やってはいけないと思うとやりたくなる」という心理があります。やってはいけない事ほど、やりたいという気持ちが湧き上ってきたりします。
先日も、YouTubeでオーケストラによるクラシック音楽の公演の動画を見ていたら、やたらと咳が多いのに気付きました。演奏中に咳をするのはマナー違反であることは多くの観客も知っているはずです。やってはいけないと思うからこそ、気管支のあたりがムズムズしてくるのでしょう。
第1楽章が終わると、大勢の観客が一斉に咳をします。そして、数こそ減るものの、演奏の真っ最中に堂々と咳をする人も。
こうしたマナー違反は非常によくないのですが、その心理状態はよくわかります。「・・・・してはいけない」と思うと、そのいけない事をしているイメージが頭の中に作られます。すると、潜在意識がそれを「現実」と解釈し、実際に咳をしたくなってしまうのです。
これは、吃音の人が「どもってはいけない」と思えば思うほどどもってしまうのと同じですね。
吃音症と潜在意識 [心 一般]
吃音症は潜在意識が主原因、もしくは悪化させる要因です。この事を理解していないと、効果の無い治療法を続けるばかりか、さらに症状を酷くすることにもなりかねません。
潜在意識に「どもるイメージ」が焼きついてしまうと、人と話す度にどもってしまいます。潜在意識にあるイメージは現実化するので、吃音などのネガティブイメージは注意が必要です。極端な話、思い浮かべただけでも駄目なのです。
その理由は潜在意識の性質にあります。潜在意識は論理的な判断ができません。イメージをそのまま認識するだけなのです。「私はどもらない」という文は、どもるイメージを否定することで、言葉をスラスラ喋れるという意味になりますが、潜在意識においては、この「否定する」ということができないのです。それで、どもるイメージが現実になってしまうわけです。
潜在意識は、なかなかやっかいですね。このあたりの詳しい事は、
「MRM吃音(どもり)克服法」で詳しく説明されています。
結論を言えば、「どもるイメージ」を打ち消すのではなく、忘れることが重要なのです。
女性が気をつけるべきストレスの影響 [心 一般]
過度のストレスを長期間ため込んでしまうと、皮膚の細胞の悪化を招き肌荒れにつながります。
精神状態が不安定だと性ホルモンや成長ホルモンの分泌が抑制されてしまい、これによって肌の潤いや弾力を保つ機能が低下、にきびや角化異常を引き起こしてしまいます。
また女性の場合、妊娠中のストレスは赤ちゃんに影響を及ぼすとされます。ストレスは体の免疫力を低下させる活性酸素を増幅させてしまうため、これによって赤ちゃんの遺伝子に傷をつけてしまうのです。
ストレスは万病のもととされ、健康的な生活を送るためにはストレスをため込まないことが大切です。
栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休養をとるなど、日頃から規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
他にも心身ともにリフレッシュできるマッサージや、音楽を聴く、アロマテラピー、気分転換の散歩などが有効です。
自分にあった解消法を見つけ、日頃から実践しストレスを発散させるようにしましょう。
恐怖症の治療・改善法 [心 一般]
恐怖症は子どもの頃の無知から生じる恐怖、たまたま経験した恐怖体験がきっかけとなって発症します。
日常生活に大きな障害とならなければ、個性の範囲で尊重される事情であり、放っておいても次第に症状が軽減したり、恐怖を克服したりする経験によって解消されることもあります。
恐怖症が日常生活で支障となり、本人が治療を希望すれば、認知行動療法や薬物療法が用いられます。
恐怖症の患者は、本来、不安や恐怖の対象でないものに過敏な反応をし、物事を異常にマイナス思考で考えてしまう傾向があります。認知行動療法では異常なマイナス思考による間違った思い込みを修正し、前向きな思考パターンにして行きます。
パニック発作を起こしている場合は自律訓練法や呼吸法で対処し、暴露療法で少しずつ不安や恐怖を感じる物に慣れるようにします。
敢えて不安・恐怖に身をさらすことで、それが恐怖ではないことを理解させていく治療法です。
不安や恐怖が強い時は抗うつ薬や抗不安薬などを併用して行きます。
本心(感情)を変えるアファメーション [心 一般]
夢を実現したり、何か目標を達成するときはポジティブ思考でないとならない、とよく言われます。しかし、頭ではポジティブになろうと思っていても、気がつくとネガティブだったり消極的だったりすることはないでしょうか。
実は、これはほとんどの人にあることなのです。
ポジティブ思考になろうと考えているのは顕在意識、そして、ネガティブなのは潜在意識の感情のせいです。その感情が本心なのです。
自分の(意志の)思い通りの結果を得るには、潜在意識ではたらく感情を変えなければなりません。
それを行なう1つの方法がアファメーションです。アファメーションは短い文を日常的に唱える(読む、聞く、見る)ことにより、そのメッセージをじわじわと潜在意識に浸透させます。
例えば、司法試験に合格したいのであれば、
「私は法律の勉強がたのしい」
「私は司法試験の合格に近づきつつある」
などの言葉で自己暗示をかけます。これを、例えば、朝・昼・晩の決まったタイミングで行なうようにします。
アファメーションにはルールがあり、それを守らないと結果が出ません。例えば、次のようなルールがあります。
○ 主語は自分とする
○ 「~したい」ではなく、「~だ」というように断定する
○ 否定語は使わない
さらに細かい事は、アファメーションの専門サイトを参照してみてください。
潜在意識の力 [心 一般]
潜在意識の力は強力です。
その力の大きさを表現するのに、氷山のたとえがよく用いられます。氷山は海上に出ている部分より、海中に没している部分の方が遥かに巨大です。見える部分の何倍もの大きさの塊りが、見えない水中にあるわけです。
潜在意識と自分で認識できる意識(=顕在意識)も似たような関係にあるのです。顕在意識が氷山の海上部分だとすると、潜在意識は海中の見えない部分くらい強大だというわけです。
数字的に言えば、意識全体の90%以上は潜在意識だそうです。
潜在意識とは「無意識の世界」と言う事ができるでしょう。無意識のうちに人間の体や行動を支配しているのが潜在意識です。だから、潜在意識がどういう認識をもっているのかは、自分自身でもわからなかったりするのです。
顕在意識で考えている事が潜在意識の認識と反する場合には、物事はうまく進みません。ダイエットしようと決意しても、潜在意識がネガティブだとダイエットに挫折するでしょう。自分の意思が潜在意識と逆さまだと、潜在意識の方に軍配が上がるのです。
状況を変えたければ、潜在意識にある認識を上書き修正する事です。その代表的な方法がアファメーションです。
悩み解消も願望達成も事情は同じ [心 一般]
心理的な悩みを解消することと、
自分の夢や願望をかなえること。
これら2つのことには共通点があります。
それは、どちらも潜在意識が深くかかわっていること。
そして、潜在意識を上手にコントロールするのがポイントであることです。
例えば、強迫性障害。強迫神経症とも呼ばれます。この症状に悩まされた有名人にハワード・ヒューズがいます。かつて、世界の富の半分を所有するとも称されたビジネスの成功者ですが、ばい菌を極度に恐れる強迫性障害に苦しみ、晩年はホテルの部屋から1歩も外に出ることができずに世を去ったと言われています。
強迫性障害の原因は、潜在意識に誤った認識が刷り込まれてしまったことです。
そして、まさに同じこの原因で起こる他の症状に、吃音症やあがり症などがあります。これらを改善する有効なアプローチは共通しています。
それは、潜在意識を都合よく書き換えることです。
実は、「潜在意識を都合よく書き換える」というのは、自分の夢や願望をかなえたいと思っている人に必要なことと全く同じなんですね。
例えば、サラリーマンが経済的自由を夢見て副業を始めたとします。しかし、もしも潜在意識に「土日は休むものだ」という認識が刷り込まれていたら、どうでしょう?
ちなみに、潜在意識に刷り込まれている認識は、自分自身もわからないことがあります。
「土日は休むものだ」という認識が潜在意識にあれば、土日に副業をばりばりやるなんてことは、非常に難しくなります。
そんなときに必要な処方箋は、「潜在意識を都合よく書き換える」というものです。もちろん、テクニックが必要ですが。